二郎系のインスパイアと言われるがっつり系豚骨ラーメンが食べれる「野郎ラーメン」

 

最近行ってきたけどかなりおいしくて完成度の高いラーメンだった。

 

 

でも値段が高い。

 

そして二郎と比べると値段の割には料が少ない。

 

 

ってことで「野郎ラーメン」のメニューや味、コスパについて、行ってきた感想とともにまとめてみる。

 

 

野郎ラーメンPR動画

 

営業時間11：00〜23：00

 

 

メニューを選ぶと大盛が選べて

 

 

だった。

 

大盛+200円は高いな。

ちなみに私が行ったのは江古田店。

 

食べたことがあるのはこの３つ。

 

 

 

どれもベースは同じでチャーシューの枚数と味玉があるかないかの違いだけなのでベースの豚骨野郎を元にレビューする。

 

見た目

 

まずは見た目。

 

 

やはりがっつり系ラーメンならではのもやしがたっぷり山になってそこにチャーシューがついたビジュアルは完璧。

 

見た目がおいしそうなラーメン選手権やったら優勝候補の筆頭になると思う。

 

味

次に味について。

 

 

味はについては大満足だった。

 

かなり完成度の高いラーメンだと思う。

 

 

まず二郎と大きく違うのが最初に野菜を焼くかゆでるか聞かれること。

 

で焼くを選ぶとちゃんとフライパンで炒めてくれる。

 

 

野菜はもやしが中心でニラも入ってるんだけどこれが結構味付けちゃんとしてておいしい。

 

単なる量マシのためのもやしではない。

 

 

そして野郎ラーメンで一番おいしいのが麺。

 

コシのある中太麺なんだけど、麺に豚骨スープの濃厚な味がしっかりしみ込んでてまるでラーメンというより焼うどんかのような感じ。

 

味は豚骨だから焼きうどんんとは違うけどスープの味の絡み具合が焼うどん並。

 

 

 

俗にいう、カエシと言うのをやるとこんな感じ。

 

もやしも麺も丼たっぷり入ってて、油断するとこぼれそう。

 

ここから麺の量も結構多いことがわかると思う。

 

 

そして麺は固ゆででコシも強く、数あるラーメン屋の中でもピカイチだと思う。

 

 

そして豚骨スープの味はかなり濃く、乳化しててマイルドでおいしい。

 

汁なしもあるけど汁なしを頼むのはもったいないと思うくらいスープがおいしい。

 

 

そして最後にチャーシュー。

 

二郎と比べると薄くてボリュームは小さめだけど味がしっかりしみ込んでて普通においしいチャーシューだ。

 

チャーシュー麺が合ったら普通に頼みたいレベルのおいしさだった。

味は最高においしい野郎ラーメン。

 

でもコスパはどうか。

 

 

野郎ラーメンのメニューとその内容はこうだった。

 

 

 

メニューの価格設定がおかしい

味玉野郎が味玉1個で+50円なのは別に普通だ。

 

でも豚骨豚野郎がチャーシュー2枚追加されるだけなのに+300円はおかしくないだろうか？

 

 

普通チャーシュー2枚追加するだけなら+200円が相場だ。

 

安いお店だと150円だ。

 

 

だから豚骨豚野郎は正直あまり頼みたくない。

 

でもノーマルの豚骨野郎にはチャーシューが1枚しか乗ってない。

 

 

チャーシュー1枚は正直男にとっては物足りない。

 

野郎ラーメン＝がっつり系なのに肉が少ない

野郎ラーメンというネーミングから正直がっつり系で量が多いものというイメージが湧いてしまう。

 

で、先ほどカエシの写真を見せたように、確かに野菜と麺はたっぷりだ。

 

 

でも肉は1枚チャーシュー1枚しかない。

 

 

で、チャーシュー1枚じゃ足りないから足そうと思うと+300円で1,080円もする豚骨豚野郎を頼まなきゃいけない。

 

この豚骨豚野郎はチャーシューが1枚から3枚に増えるだけなのに+300円だからコスパが悪すぎる。

 

 

二郎なら

 

通常のラーメン（＝小ラーメン）にもチャーシューが2枚ついてて700円

 

子豚ラーメンはチャーシュー5枚で850円

 

 

これに対して野郎ラーメンは

 

 

通常のラーメンはチャーシュー1枚で780円

 

豚野郎はチャーシュー3枚で1,080円

 

 

 

二郎と比べるとコスパの差は歴然！

 

 

 

確かに野郎ラーメンの方がラーメンのクオリティは高いと思うし、二郎と違ってロットとかないから自分のペースで食べれるところとかはいいんだけどこの価格差は致命的だと思う。

 

 

二郎のチャーシューは豚と言われてるけど普通のチャーシューよりでかい。

 

野郎ラーメンの豚野郎のチャーシュー3枚より、二郎の小ラーメンのチャーシュー2枚の方が多いくらい。

 

 

だから例えばがっつり系を食べたい人で二郎とラーメン屋郎が半径200m以内にあってどっちに行こうか迷ったら迷わず二郎を選ぶと思う。

 

で、野郎ラーメンは潰れる可能性が高いと思う。

 

 

実際、私はラーメン屋郎の前をよく通り過ぎるけど全然人が入ってない。

 

最近行ったときは2回ともお客さんは自分以外に1人か2人だった。

 

 

そして実際に最近野郎ラーメンの店舗が潰れまくってる。

 

 

そりゃそうだと思う。

 

この価格設定じゃ売れるわけない。

 

 

野郎ラーメンがターゲットにしてるメイン客はがっつり系が好きな人だと思う。

 

でもがっつり系が好きな人というのは安くてたくさん食べれる料理が好きな人が多い。

 

 

野郎ラーメンはがっつり系が好きな人をターゲットにしてるのにがっつり系が好きな人のニーズを満たしてない。

 

だから売れない。

 

 

ってことでもし仮に私が野郎ラーメンの経営者だったらってことを考えて価格設定を考えてみる。

 

 

さらに

 

 

 

やはり野郎ラーメンというネーミングを使ってる以上通常のラーメンでチャーシュー2枚は必須だと思う。

 

そして豚野郎もこのネーミングでチャーシュー3枚は物足りない。4枚は必要。

 

 

そして普通のラーメンの価格は650円かそれ以下がベスト。

 

 

東京のラーメン屋は高い店が多くて通常メニューのラーメンの相場は680〜780円くらいが多い。

 

だから野郎ラーメンが価格を780円に設定した気持ちはわからなくもない。

 

 

けどがっつり系を売りにしてる店は安さも売りにしないと売れない。

 

安くてがっつり系の二郎が売れてるのがいい証拠。

 

 

がっつり系が好きな人は安くて量がたくさんあることを好むわけだから。

 

 

ってことですでに潰れそうな気配の野郎ラーメンだけどここまで価格を下げれば復活できるんじゃないだろうか。

 

まぁ私は経営者じゃないのでただの妄想だけど。

 

 

ただせっかくのおいしいラーメンが潰れるのは嫌だなーと思うので頑張ってほしいと思う。

野郎ラーメンのコスパについて酷評したけど、味については本当においしい。

 

最近二郎と野郎ラーメンを行き来して思ったけど味は本当に野郎ラーメンの方が数段上。

 

 

とにかく麺がおいしいしもやしもおいしい。

 

こんなに麺ともやしがおいしいラーメンはないと思う。

 

 

そしてスープも旨い。

 

二郎と比べたらそこまで量は多くないから普通サイズならスープまで飲み干せる量。

 

 

で、普通サイズで十分満足できるんだけど、やっぱり問題はチャーシュー。

 

 

普通のラーメン(780円)がチャーシュー1枚で3枚食べたかったら1,080円払わなきゃいけない。

 

この300円を払うか払わないか、チャーシューを1枚で我慢するか欲張って3枚食べるかで必ず葛藤することになる。

 

 

本当にここだけ改善してくれれば最高なんだけど、ここがネックのせいでお客さんが少ないせいか、いつ行っても空いててゆっくり食べれるのは逆にいいところかもしれない。

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