最近高田の馬場の焼麺 劔(つるぎ)で焼き麺食べてきました。

 

焼き麺って何？おいしいの？

 

って感じでまだあまり知られてない斬新なラーメンだと思います。

 

 

実は焼麺 劔(つるぎ)ではないんですが私はラーメン屋でバイトしてた時にたまたまその店で焼き麺を提供してました。

 

調理場も経験したので実際に焼き麺を作ったこともありますしまかないに食べたこともあります。

 

 

というわけ今回は焼き麺とは何なのか？どうやって作るのかって話から焼麺 劔(つるぎ)の感想も紹介したいと思います。

焼き麺というのは文字通り焼いた麺のことですが、もっと正確に言うと

 

片面だけ焼いたラーメン

 

のことです。

 

 

チキンラーメンのお菓子ありますよね。

 

あれはラーメンがパリパリに焼かれたようなお菓子です。

 

 

この焼き麺は片面だけが焼かれてて片面は普通に茹でられた状態の斬新なラーメンです。

 

正確には茹でてから片面だけ焼いてるんですけどね。

 

 

それで1つのラーメンなのに焼いたところと茹でただけのところが半々くらいになっていて焼いた部分のバリバリした食感ともちもちした普通のラーメンが同時に味わえます。

 

 

焼き麺の焼いた部分はバリボリしてジャンキー感があっておいしんですが、かといって全部完全に焼いちゃうとただのお菓子のチキンラーメンみたいになっちゃいます。

 

半分だけ焼いてることで普通のラーメンのように食べれるけど半分だけ食感がバリバリして面白い、という状態を作っているのです。

 

 

これが新しい感覚で食感の面白さとラーメンのおいしさがミックスされていい感じに味わえるんですね。

 

 

たとえるならおこげ御飯みたいな感じ。

ただこの焼き麺、人によって好き嫌いが別れるようで食べづらいから嫌って人もいるみたいです。

 

確かに食べづらいかもしれませんが、食べ方を知れば全然食べづらくないですよ。

 

 

まず、焼き麺は出来上がったばかりだと完全に麺がお好み焼きみたいに全体がくっついてる状態なのでそのままだと食べれないです。

 

なので最初に麺をほぐします。

 

 

焼かれて固まってる麺を崩して少しずつ食べるんです。

 

最初は固まってますがスープの熱もあってちょっと崩すだけで意外と簡単に崩れてくれます。

 

 

そうやって食べやすいサイズにした焼き麺を焼かれてる部分と焼かれてない部分を一緒にパクっといくんです。

 

すると焼いた部分のバリバリした食感と焼いてない部分のもちもち感が同時に味わえて幸せを感じることができます。

 

 

焼き麺、私はかなり好きです。

で、この焼き麺ってどうやって作るのって疑問に思う方もいると思うので説明します。

 

 

 

 

単純です。

 

普通に茹でた麺をフライパンで焼いただけ。

 

 

ただ焼くと言うより揚げるという表現の方が近いくらい、油をたっぷり入れます。

 

そうしないと麺がフライパンにくっつくので。

 

 

たぶん家でも作ろうと思えば作れると思います。

で、焼き麺が普通に好きな私ですが、実は私がバイトしてたお店はとっくに潰れてます。

 

なのでしばらく焼き麺を食べてなかったので久しぶりに食べたいと思い、東京で焼き麺が食べれる店を検索して焼麺 劔(つるぎ)にたどり着きました。

 

 

焼麺 劔(つるぎ)は駅からちょっと遠く、なかなか辺鄙な場所にありました。

 

これは集客苦戦しそうな場所だなと思ったのが最初にお店を見た時の感想。

 

自分がバイトしてた店は完全に場所が悪いせいで潰れたので＾＾；

 

 

で、入ってみると、暗めの照明でラーメン作ってるところが見えにくいようになってて「ああ。こういう作りか。」と思いました。

 

ラーメン屋ってカウンターからラーメン作ってるところが丸見えの店が多いですけど、これ結構店員ストレスたまって大変だよなーと思ってたので個人的に働くなら絶対こっちです。

 

お客さん目線だとどっちでもいいですが、やっぱり丸見えの方が客受けはいいのかな。

 

 

と思ったらどうやら焼き麺を焼く時の油が跳ねるからそうしてるようです。

 

確かに焼き麺焼く時って油めっちゃ跳ねますからね。

 

 

と、それはさておき見た目がおいしそうな目玉焼き麺を注文。

 

店員に大盛りか普通盛りか聞かれて「大盛り無料ですか？」って聞いたら無料とのことなので大盛りを選択。

 

 

調理時間は10分くらい。

 

 

で、出来上がったのがこちら。

 

 

 

めっちゃうまそー。

 

見た目に点数付けるなら100点満点です。

 

やっぱり目玉焼き麺にしてよかった。

 

 

で、お味の方ですが、さっそく焼き麺からいただきます。

 

 

うん、これこれ。

 

これが食べたかったんだ。

 

 

やっぱり焼き麺は旨い！

 

 

バリバリした食感の焼き麺ともちもちした食感の普通の麺を一緒に食べる形なんですが、普通の麺のもちもち感もなかなかいい感じでもちもちしてておいしいです。

 

 

こんな感じで焼いた部分と茹でただけの部分を一緒に食べるとおいしいんです！

 

 

次にスープ。

 

劔(つるぎ)のスープはベジポタスープというじゃがいもをメインにしたかなり独特なスープです。

 

 

で、味の方は・・・じゃがいもでした！！

 

 

コーンボタージュスープならぬじゃがいもボタージュスープって感じでかなりじゃがいも感強め。

 

 

これは好き嫌いかなり別れそうですね。

 

 

私は正直に言います。嫌いでした！

 

一気にごくごく飲んだら絶対気持ち悪くなって吐きそうになりそうな感じでした。

 

 

焼き麺はめっちゃおいしいのでスープがこれは正直もったいない感マックス。

 

普通にとんこつか、しょうが醤油のスープだったら焼き麺とバッチリハマって絶対おいしいのに。

 

 

という愚痴はさておき、焼き麺だからベジポタスープが合うと思ってのベジポタスープなのでしょうから合う人には合うのでしょうね。

 

 

そして次に目玉焼き。

 

目玉焼きは見た目が完璧すぎました。

 

ここの店主、目玉焼きづくりのプロだと思います。

 

 

黄身がちょうどいい具合の半熟で白身も結構分厚く、ラーメンに溶けださない程度に固まってて完璧な焼き具合。

 

味もスープと絡めておいしいです。

 

あ、スープ嫌いって言いましたが一気飲みしなければ飲めなくはないですね。

 

 

で、あとはひたすら焼き麺を味わいながら食べてたんですが途中お腹がきつくなってきました。

 

やっぱり焼き麺は大量の油で揚げてるからお腹に溜まるんでしょうね。

 

 

食べてる量の割にお腹いっぱいになるのでやっぱり油が多かったみたいです。

 

ダイエットしてる方には向かないですね、焼き麺は。

 

 

でもまぁ普通に完食はできるレベルでした。

 

 

そして途中メンマも食べたんですが、ここのメンマはなかなか太くてでかくて食べごたえがありおいしかったです。

 

 

そして最後にとっておいたチャーシュー。

 

デカいなーと思ってたんですが、見てください。

 

 

この大きさなら1つで充分そうですね。

 

 

で、このチャーシュー、味もかなりいい。

 

柔らかくていい感じに味付けされてて。

 

かなり好きなタイプのチャーシューでした。

 

 

というわけで完食。

 

 

全体の評価としてはスープ以外はかなりレベル高いなと思いました。

 

 

ただやはりベジポタスープは好き嫌いが別れるところなので好きな人も結構いるみたいです。

 

 

個人的には普通の醤油とんこつスープバージョン出してくれたら通いたいくらいなんですが、ベジポタスープしかないとなるとリピートはなしです。

 

スープ以外全部最高だったんですがやっぱりラーメンにスープは重要なのでスープが飲めないラーメン屋はリピートしづらいですね。

焼麺 劔(つるぎ)の基本情報

店名	焼麺 劔(つるぎ)
営業時間	月〜土 11:00〜15:00 　　　 18:00〜21:30
定休日	祝日営業 日曜日定休日 お盆休み　年末年始あり
住所	東京都新宿区高田馬場2-6-10 関ビル 1F
アクセス	高田の馬場駅から徒歩5分
席数	10席　カウンターのみ

 

地図

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